豚汁とフラッシュモブ

スタジオセイビ振付指導のチームは、今年6月に行われるYOSAKOIソーラン祭りに向けて作品作りと本格的な練習が始まっています。
北海学園大学のyosakoiチームは強化練習の真っ最中。
このチームにはこの時期に決まって行われる、ある「伝統行事」があるのです。それは強化練習が続いている期間の後半の、ある一日でみんなでカレーライスを食べるというものなのです。今年はいつものカレーライスが何故か「豚汁」に替わっていました。
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この「伝統」が始まったきっかけはスタジオセイビが少しだけ関係しています。
このチームで長年、振り付けを担当していた故・大塚彩子(スタジオセイビ創業者)がある年、練習で汗を流している学生に栄養のあるものをたくさん食べさせてあげたいと思ったことがきっかけでした。当時、大塚は作品作りや練習でたくさんの学生と共に多くの時間を過ごしていました。ある時、そんな学生たちとの雑談の中で、彼らの多くが親元を離れ一人暮らしをしていて、そんな彼らの食事がほとんどがインスタント食品だったことを知り驚きました。ダンサーは身体が資本です。その身体を作っているのは毎日の食べ物です。彼らに手作りの栄養のあるものを食べさせてあげたいとの一念で強化練の最終日に大量の食材を買い込み、月寒公民館の調理室を使って大量のカレーライスを作ることにしました。公民館の体育館では練習が行われていて、とても厳しい指導が続いていました。大塚はその体育館と調理室を行ったり来たりしていたとのことです。そして練習が終わって全員でそのカレーライスを食べたのです。
それ以来、このチームでは2月の強化練の最終日にカレーライスを自分たちで作って、みんなで食べるという習慣ができました。大塚が亡くなった後も、先輩から後輩に受け継がれ、今では恒例の伝統行事となったのです。
調理は上級生の女子が担当しているのです。
皆さんお疲れ様でした。とても美味しそうですね!
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一方、ちょうどその頃もう一つの振付担当チーム札幌国際大学チームのメンバーは、夢・セイビダンサーと一緒に、あるクローズドイベントでフラッシュモブに出演していました。イベントは大盛り上がりで大成功でした。とても忙しいスケジュールの中、ご協力ありがとうございました!
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